歯科医院といえば虫歯というイメージがあるのが一般的だと思いますが、実際に歯科医院で行える治療って何があるのか正確に知らない人がほとんどではないでしょうか。 虫歯の治療だけではない歯科医院の治療内容について見ていきましょう。 ここで歯科医院について知ることによってあなたが抱えていた悩みが解決できるかもしれません。

歯科医院ではさまざまな施術を受けることができ、口の中のいろいろな悩みを解決することができます。
特に虫歯に関しては早急な処置を行うことによって、症状が悪化するのを予防したり再発を抑制することが可能です。

虫歯は「ミュータンス菌」が原因で食べ物や飲み物などに含まれている糖分により増殖し、くっつきやすいグルカンという物質を出します。
付着したグルカンにいろいろな細菌などが増殖してできたのがプラーク(歯垢)です。
プラークにある細菌は糖分を取り込んで酸を作ると、プラークと接触する部分が溶かされてしまい虫歯になります。
その進行度合いによってCOやC1、C2やC3、C4といった5段階に区分することができ、それぞれの段階に応じた治療を行うことが可能です。
例えば前の部分は最も目立つまで穴が開いたり、黒く変色してくると清潔感が損なわれてしまうでしょう。
前の部分に異変を感じたら、なるべく早く治療を受けることをおすすめします。

治療後のかぶせ物の種類

歯のイラスト治療した後に被せる「被せ物」にはさまざまな種類があり、例えばオールセラミックは保険適用外ですが、本物のような自然な仕上がりで汚れがつきにくく変色しにくいと言われています。
保険適用外なので1本8万円~15万円ぐらいと高額になるでしょう。
硬質レジンジャケットは保険が適用され、全体がレジン素材でできているので1本数千円とリーズナブルな価格になっています。
硬質レジン前装冠は保険適用で、中身は金属になっていて表面の見える部分をレジンで覆います。
1本数千円なのでお得です。
どちらもプラスチックなので本物のような透明感はあまりなく、見た目はやや劣ります。

数年たつと黄色に変色することもあるので交換が必要になる場合もあります。

親知らずってどうすべき?

親知らずが気になる女性口の一番奥に生えている親知らずはハブラシが届きにくいので悪くなりやすい場所です。
治療してもしばらくすると再発することが多く、そのため親知らずの場合はあえて治療しないで抜く方法を選択することもあるでしょう。
抜いた方が良いケースは例えば横や斜めに傾きながら生えていたり、神経にまで菌が到達している時です。
口を大きく開けられない場合も抜いた方が良いことがあります。
抜かなくても良いケースには、例えば親知らずが上下にきちんと生えていてきちんと噛み合っていたり、ハブラシなどできちんと汚れを落としている時です。
ブリッジなどの土台として親知らずが必要だったり、矯正治療によって正しい位置に動かすことができる場合も良いでしょう。
完全に埋もれていて腫れや痛みなどがないと無理に抜かなくても大丈夫です。

これからは予防歯科の時代

歯科医院はいろいろな口の悩みを解決してくれますが、これからは予防歯科の時代と言われています。
予防歯科は虫歯などになってから治療するのではなく、悪くなる前に予防を行うことです。
予防歯科でできることはいろいろとあり、定期的に歯石をとるなどして清潔な状態を維持することができます。

口の健康を積極的に守るために歯科医院ではプロケア(プロフェッショナルケア)などが行われていたり、歯科医や歯科衛生士などの指導に基づいて毎日セルフケアを実施することが可能です。
最も良い方法は歯科医院で定期的な健診を受けることで、毎日ハブラシできちんとみがいていても虫歯になることもあるでしょう。
自分できちんとケアしていても磨き残しができてしまうことがあるので、歯科医院などできちんと指導を受け自分に合った適切な方法によってお手入れをすることをおすすめします。
口の状態はひとりひとり異なるので、歯科医院や歯科衛生士などに自分に合ったハミガキ指導やフッ素塗布といった専門的なケアをしてもらうと効率良く清潔な状態を維持することが可能です。
磨き残しがないか定期的なチェックのためクリニックの健診を1年に2、3回受けることが望ましいと言われています。
近年国や地方自治体が口の健康を重要ととらえていて「予防歯科」の考え方を普及し、その結果歯科医院で定期健診を受ける人が増えたり予防歯科に取り組んでいるクリニックが増えてきました。

歯の健康を守るためのセルフケア

予防歯科を自宅でできることというと、いくつかセルフケアを行うことができます。
例えばブラッシングは歯石を残さないよう1本1本丁寧にみがいたり、デンタルフロスを使ってハブラシが届きにくい狭いすき間の歯石を取り除くことが可能です。
フッ素配合ハミガキ剤を使って磨くと、症状の悪化を抑えることができます。
デンタルリンスは殺菌剤などの薬用成分を利用して口の中の隅々まで行き渡らせ洗浄することが可能です。

歯垢は増殖する細菌の塊で1mgの歯垢は2~3億個の細菌がいると言われていて、口臭などの原因にもなります。
歯垢は粘着性が強く表面に付着し、うがいでは除去することができません。
奥の噛み合わせ面や隙間などの磨きにくい部分に残りやすく、隙間の歯垢にはデンタルフロスがおすすめです。
ハブラシと併用すると歯垢の除去率がアップし、使いやすい種類を選びましょう。
唾液には口の中の細菌をきれいにする自浄作用がありますが、就寝中は唾液の分泌量が少なくなるのでミュータンス菌が増殖するので注意が必要です。
殺菌剤配合のデンタルリンスを使用したり、就寝前に使用すると殺菌成分が行き渡るので細菌増殖を予防することができます。